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クアントオプション
原資産が外貨建てである一方、権利行使価格やプレミアム、ペイオフが自国通貨など別の固定レートで換算されるオプションです。為替リスクを排除できる特徴があります。
バリアオプション
原資産価格が特定の価格水準(バリア)に到達するかどうかで、オプションの権利が発生したり消滅したりするエキゾチックオプションの一種です。ノックイン、ノックアウトなどの種類があります。
デジタルオプション
ペイオフ(損益)が、原資産価格が特定の条件(例:権利行使価格を超えるか否か)を満たした場合に一定額となり、満たさない場合はゼロとなるオプションです。バイナリーオプションとも呼ばれます。
エキゾチックオプション
標準的なオプション(プレーンバニラオプション)とは異なる、特殊な権利行使条件やペイオフ構造を持つオプションの総称です。バリア、アジアン、デジタル、ルックバックなどが含まれます。
ノックインオプション
原資産価格が特定の価格水準(バリア)に一度でも到達すると、オプションの権利が発生(有効化)するタイプのバリアオプションです。バリアに到達しない限り、権利は発生しません。
ノックアウトオプション
原資産価格が特定の価格水準(バリア)に一度でも到達すると、オプションの権利が消滅するタイプのバリアオプションです。バリアに到達しなければ、権利は有効なままです。
ルックバックオプション
オプション期間中の最も有利な原資産価格(最高値または最安値)を権利行使価格として利用できるエキゾチックオプションです。保有者にとって常に最良の価格で権利行使できる特徴があります。
アット・ザ・マネー
At the Money(アット・ザ・マネー)とは、オプションの権利行使価格が原資産の現在価格とほぼ同じ状態を指します。コールオプションでもプットオプションでも、ちょうど損益がゼロに近い位置にある状態です。
契約サイズ
1つのオプション契約が対象とする原資産の量や単位を示すものです。「取引単位」や「乗数(Multiplier)」とも呼ばれます。損益計算や必要証拠金の算出に不可欠な要素です。
イン・ザ・マネー
In the Money(イン・ザ・マネー)は、オプションの権利行使価格が原資産の価格に対して有利な状態を指します。コールは市場価格が高い場合、プットは市場価格が低い場合が該当します。
本質的価値
オプションの価値のうち、その時点で権利行使した場合に得られる利益(原資産価格と権利行使価格の差額)に相当する部分です。イン・ザ・マネー(ITM)のオプションのみが正の本質的価値を持ちます。
マネネス
オプションの原資産価格と権利行使価格の関係を示す度合いのことです。イン・ザ・マネー(ITM)、アット・ザ・マネー(ATM)、アウト・オブ・ザ・マネー(OTM)の3つの状態で表されます。
アウト・オブ・ザ・マネー
Out of the Money(アウト・オブ・ザ・マネー)は、オプションを権利行使しても利益が出ない状態を指します。コールでは市場価格が低い場合、プットでは市場価格が高い場合が該当します。
権利行使価格
オプションの権利を行使する際に、原資産を売買する基準となる価格のことです。「エクササイズプライス」とも呼ばれます。オプション契約を定義する上で基本的な要素の一つです。
原資産
オプション取引の対象となる資産のことです。株式、株価指数、通貨、金利、コモディティ(商品)など、様々なものが原資産となり得ます。オプションが「何の権利」であるかを定義します。
参考文献はありません