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バルチック海運指数
世界の原材料輸送コストを測る主要な指標
ベーシス
現物価格と先物契約価格の差
ベーシススプレッド
Basis Spreadとは、同じ商品の現物価格と先物価格の差を指します。たとえばLME先物に対して、実際の取引港での現物価格がどれだけ高いか低いかを表します。輸送費や地域需給の違いが主な原因となります。
ビッド価格
買い手が資産を購入したい最高価格
ビッド・アスク・スプレッド
買値と売値の差を表す指標
売買気配
株式の買値と売値の差
ブラック=ショールズモデル
ブラック=ショールズモデルは、1973年にブラックとショールズが提唱した、オプション価格を数理的に評価するための理論モデルです。オプションの理論価格を、株価、権利行使価格、満期までの期間、無リスク金利、ボラティリティなどの要素に基づいて算出します。 モデルは完全市場、取引コストゼロ、リスクフリーヘッジが可能といった理想的な前提を置いています。これにより、「リスクを取らずに確実な利益が出ないように市場が調整される(裁定理論)」という考え方が成り立ちます。 実務では、オプションの価格算定だけでなく、感応度(Greeks)の計算、インプライド・ボラティリティの推定、リスクヘッジ戦略の設計など幅広く応用されます。 一方で、現実の市場ではボラティリティが一定でない、急激な価格変動がある、取引コストが発生するなど、理論との乖離も多くあります。特にオプション価格が対象資産価格に対して非対称に変動する“スマイル”現象は、モデルの限界を示す一例とされています。
期待インフレ率
インフレ連動債と通常国債の利回り差で示される将来のインフレ期待
カレンダースプレッド
カレンダースプレッドとは、同じ商品の異なる満期日(限月)の先物契約間で生じる価格差を指します。主に時間による価格の構造(フォワードカーブ)を読み取る際に使われ、投資家やトレーダーが需給の変化、保管コスト、期待値などを分析する手がかりになります。例えば、近い限月が高く遠い限月が安い場合はバックワーデーション、逆であればコンタンゴと呼ばれます。
保管費用
商品を保管・保険・倉庫管理する際の費用
コンタンゴ
先物価格が現物価格より高い状態
限月管理
先物取引における限月ごとのポジションや契約管理のこと
コンベクシティ
金利と債券価格の関係の非線形性を示す指標
コストカーブ
生産者ごとのコスト構造を可視化した累積カーブ
クラッキングスプレッド
クラッキングスプレッドとは、原油を精製して得られる生成品(ガソリン、ディーゼルなど)の価格と原油価格との差を表す指標です。石油精製業者にとっての収益性を示すもので、生成品の販売価格から原油仕入れ価格を差し引いたスプレッドによって、マージンや市場の需給バランスを分析します。代表的な例として、3:2:1スプレッド(3バレルの原油から2バレルのガソリンと1バレルのディーゼルを得る前提)があります。
クレジットスプレッド
同期間の国債と社債などの利回り差
為替建値
取引価格が表示・決済される通貨の種類を指定すること
デマンドカーブ
価格と需要量の関係を示す理論的な曲線
為替レート
一つの通貨を別の通貨に交換する際の比率
フォワードカーブ
将来の各時点における先物価格を時系列で示した曲線