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バシュリエモデル
20世紀初頭にルイ・バシュリエが提唱した、株価変動を正規分布(算術ブラウン運動)に従うと仮定するモデルです。オプション価格理論の先駆けとなりましたが、株価が負になる可能性を許容するなどの問題点があります。
二項モデル
オプション価格評価モデルの一つで、原資産価格が各期間において上昇または下落の二つの可能性しかないと仮定し、満期から現在価値を逆算していく離散時間モデルです。直感的で理解しやすい特徴があります。
資本資産価格モデル
ある個別資産(株式など)に投資家が要求する期待リターンは、その資産のリスクのうち市場全体と連動する部分(システマティックリスク、ベータで測られる)によって決まる、とする理論モデルです。
キャー=マダン公式
オプションの価格評価に関する公式で、特にヨーロピアンオプションの価格を、そのペイオフ関数のフーリエ変換(特性関数)を用いて表現するものです。高速フーリエ変換(FFT)を利用した効率的な計算が可能です。
デュピールモデル
オプション価格評価モデルの一つで、市場で観測されるヨーロピアンオプションの価格(ボラティリティスマイル)に整合するように、将来のボラティリティが時間と原資産価格水準に依存する(局所ボラティリティ)と仮定するモデルです。
GARCHモデル
金融時系列データに見られるボラティリティ(変動の大きさ)が時間と共に変化する性質(ボラティリティ・クラスタリング)を捉えるための統計モデルです。オプション評価など価格理論にも応用されます。
ヘストンモデル
オプション価格評価モデルの一つで、原資産価格のボラティリティ自体が確率的に変動すると仮定する確率的ボラティリティ(SV)モデルの代表例です。ボラティリティスマイルなどを説明できます。
局所ボラティリティモデル
オプション価格評価モデルの一種で、ボラティリティが定数ではなく、時間と原資産価格の水準に依存する関数(局所ボラティリティ関数)であると仮定するモデルの総称です。デュピールモデルが代表例です。
確率的ボラティリティモデル
オプション価格評価モデルの一種で、ボラティリティ自体が時間と共に確率的に(ランダムに)変動すると仮定するモデル群の総称です。ヘストンモデルなどが代表例です。ボラティリティスマイル等をより現実的に捉えようとします。
分散ガンマモデル
金融資産のリターン変動をモデル化する確率過程(レヴィ過程)の一つです。正規分布よりも裾が厚く(ファットテール)、歪みを持つ分布を表現でき、オプション評価などに用いられます。